これが、罰なのか。

愚かな夢を重ね続けて

大切にしたいと願った筈のものに気づけなかった

弱くて 愚かな俺。

知らず知らずのうちに傷つけ続けたものは

その代償は

あまりにも重い

でもならばどうして

その罰を 俺に下さなかったのですか……?






]X   終焉哀歌






『イザーク……』


画面越しに、母上の怒りが伝わってくる。
戦時中の前線にいる俺は、なかなかプラントに帰ることは出来なくて。
本来ならば母上は俺を直接呼び出して詰問したいだろうに、通信でしかそれは叶わなかったのだ。


『お前は、何を考えている!?』
『母上……』
=嬢から、正式な婚約破棄の旨が申し入れられた』
『母上は……それを呑まれたのですか……?』


俺が問うと、母上の額にはっきりと青筋が浮かび上がる。
どうやら、本気で怒っているらしい。


『お前は、自分が何をしたか、分からんのか!?』


は、母に明かしたのだろうか。
俺がしでかしてしまったことを。
……そうだな。そうしなければ、母上はとの婚約破棄を、認めはしなかっただろう。
母上は、を気に入っている。


嬢が言うには、彼女に過失があったとのことだが……。そうではあるまい?』
『……はい。責められるべきは、俺です』
『何があった。返答によっては、我が息子とてただでは済まさんぞ』
『俺は……』


俺は、己がしでかしてしまったことを、洗いざらい母上に告げた。
話すうちに、母上の顔が、憤怒に歪む。
おそらくそれは、俺に向けられたもの。


『この愚か者がっ!』
『……はい』
『私は言った筈だ、イザーク。お前には嬢こそが相応しい、と。母が何も知らず、嬢との婚姻を決めたとでも思うのか。何も知らず、嬢との婚姻に反対したとでも思っていたのか!?』
『では……では母上は、全てご存知だったのですか?』


俺が問うと、母上は痛ましそうに顔を歪めて。
重く、溜息を吐いた。


『……ああ。お前が嬢に、幼い頃の嬢を重ねていたこと、気づいていた。だが、お前は聞く耳を持とうともしなかっただろう?うまくいく筈がないと何度も反対した。だがお前は、端から相手にしようとも考えていなかっただろう?
お前は、嬢に嬢を重ね、嬢に嬢と幼い嬢を重ねていた、ということか。
我が息子ながら、ここまで愚かとは思いもしなかった』


そう。母上の言うとおり。
俺は……俺が、一番の愚か者だった。

を愛したのは、彼女が幼い頃のに似ていたからだった。
そして俺は、の本質を見ようともしなかった。
一緒にいたいと、生涯を共にしたいと願った。
けれどそれは、あってのものだった。
俺が、一番何も分かっていなかった。

自分の感情すら、俺は把握していなかったのだ。


『それで、イザーク。お前はどうするつもりだ?』
『どう……とは?』
『婚約発表の式場でも私は言った。同じことを私に言わせるつもりか?……お前はこのまま、嬢が婚約を破棄するのを、指を銜えて見ているつもりか?』
『それは……』


そんなことは、したくない。
でも俺は……俺自身の感情が、分からないのだ。

さようなら、とは言った。
過去を見る俺とは一緒にいられない、と。
俺が愛しているのは、過去のなのか。今のなのか。それともまた……今度はを重ねているだけなのだ。

ついこの前までは、自信を持って自分の感情を語れたというのに。
今の俺は、自分自身のことすら覚束ない。
俯く俺に、母上が初めて優しい顔をした。


『しばらく、頭を冷やせ。嬢が婚約を破棄する旨を申し入れては来たが、おそらくルークが反対するだろう。
嬢の父親とは思えんような腑抜けだが、今は奴の存在に感謝せねば。
……暫し猶予はやる。その間に、自分の気持ちにけりをつけろ』
『はい……』


俺が頷くと、通信が切れて。
灰色の砂嵐に取って代わる。

唇を、噛み締めた。
母上に言われるまでも、ない。
愚かだったのは、俺。知らず知らずのうちに傷つけ続けた、弱い弱い俺の心の有様こそが、罪だった。





もう、駄目なのだろうか。
それでも……ゲームオーバーにだけは、したくなかった。


















**




永きに渡る戦争が、終結した。
永遠に続くかと思われた、泥沼の戦争。
冷たい冷たい戦争が漸く終わって……漸く俺は、と顔をあわせることが出来た。



名前を確認して、部屋に入る。
ベッドに横になっていたが、人の気配に身を起こした。


「誰だ……?あぁ、アスラン……か?」


小首を傾げて、楽しそうに、笑う。
誰だろう、と思った。
今、こうして目の前にいる少女は、誰なのだろう。


「ん?ああ、これか。別に、大したことはないんだ。以前よりは、だいぶ光を感知できるようになった。多分もうすぐ……包帯も取れるだろう」


白い包帯に覆われた、瞳。
印象的だった赤い瞳が、見えない。
それに、物足りなさを感じる自分を、俺は自覚した。




=は、戦争の最中に失明した。
人伝に聞いた話だが、クルーゼ隊から転属届けを出した彼女は、モラシム隊に引き抜かれたらしい。
そして地球で……ストライクと交戦し、機体を大破。
彼女の瞳はその時、光を失った。

モラシム隊は隊長を失って瓦解。
隊長を失いそして……失意の中、彼女はニコルの訃報を、聞いてしまう。
そして心を、病んでしまったらしい。



精神に抱えきれないまでの負荷を背負い、まず眠れなくなった。
食が細くなり、ついには軍医によるドクターストップ。
以降、=は戦列を離れることを余儀なくされた。


「どうした?アスラン。黙りこくって。そんなに、この包帯が気になるのか?」


あまりにも、痛々しい姿。
これが、罰なのか。

知らず知らずのうちに、俺は彼女を傷つけ続けた。
愚かな夢を重ねて、現実を見ようとしなかった。
少し考えれば、分かる筈だったのに。
彼女を見ていれば、気づくはずだった。

は、変わらない。
例え昔に比べて表情が動かなくなっても、その本質は変わらないのに。
俺はそれすらも見ようとしなかった……。




その結末が、これか。
ならば何故、俺に罰を下さなかった?
何故、が光を失わなければならなかった?






これが罰だというなら、俺はこれ以上に過酷な罰を知らない。
俺自身に下されたのではなく、に下されたものだから、余計に。
罰するなら、俺を罰すればよかったのだ。
何も見ずに、俺を愛してくれる不器用な少女を傷つけ続けた。愚かな愚かな俺を。俺こそを、傷つければよかったのに……。


「……死ねなかったよ、私は」
「……」
「あれだけお前に言っていたのにな。私の自由は、死によってしか成就しない、と。なのに、私は死ねなかった……死を、選べなかった。それは、いけないことだと思ったんだ。先輩……先輩が、言ったから」


過去を遡行するような、幸せそうな笑みを、口元に浮かべて、が言う。

ミゲルがに何を言ったか。俺はそれを知らない。
告白したことは、知っている。が、それを断ったことも。
でも、それ以上のことを、俺は知らなくて。
が懐かしそうにミゲルを語るのに、胸が痛くて。

俺にそんな資格は、ないというのに。

ミゲルは、に何を語ったのだろう。
何故、あれだけ他人と関わろうとしなかったが、ミゲルには心を許したのだろうか。



知りたい、と思った。
知る権利など、俺にはないというのに。


「先輩が、言ってくれた。『死に場所を求めるようなことはするな』と。『命を捨てることは、自分を捨てることだ。……それは、自由なんかじゃない。ただの逃避だ』と。
先輩は、私を愛してくれた。必要だと、言ってくれたから。だから私は、死ねないと思ったんだ。死んでは、いけないと思った……」


の声が、多分に切なさを含んでいるのは、語る対象がすでにこの世にいないからだろうか。
きりきりと、胸が疼く。
がミゲルを語るたびに……澱のようなものが心に蓄積されていくような気がして。

仕方のないことだ、と。頭では理解している。
俺がを傷つけて。
ミゲルがその傷を癒そうとした。

俺はを傷つけるだけで。
ミゲルは傷ついたを支えた。

がミゲルを頼みに思うのも、仕方のないことだった。
でもそれが、歯痒くて堪らない。






胸が、痛い。
……はずっと、こんな思いを抱えていたのか。
ひょっとしたらこれ以上に、胸を痛めていたのか。



なのに何故……は光を失わなければならなかったのだろう。















部屋に人が入ってくる気配がして、私はすぐにそれがアスランだと思った。
父上が、見舞いに来る筈が、ない。
あの人にとって私は最早、使い道のない役立たずな娘でしか、ない。
でももう、それにあまり傷ついていない私が、いた。

あの人に必要とされていなくても、私を必要としてくれる人が、いた。
大事だといってくれて、愛してくれた。
その記憶があるから、私は大丈夫。
その実感があるから、私はこれからも生きていける。

アスランは、私を好きといってくれた。
でも私は、それを拒絶せずにはいられなかった。

アスランには、ラクス嬢がいる。
それだけじゃ、ない。
私は、アスランを愛せないと分かっていた。
私はアスランを、拒絶せずにはいられなかった。

『愛されている』。『必要とされている』。その実感は、アスランからは得られなかったのだ。
アスランにそれを求めるのは、いけないことだと蓋をしていた。

先輩は、そんな私を必要と言ってくれた。
愛している、と。言ってくれた。

私は初めて、肉親以外から、その実感を得ることが、出来た。
素直に、その実感を享受することを、自分自身に許せた。

先輩の気持ちを受けることは出来なかった。
それでもいい、と。先輩は言ってくれて。
……それだけで、良かったんだ。
だから私は、この道を選ぶことが、出来た。



光を失ったことは、私に課せられた当然の罰だと思う。
私は、先輩に甘え続けた。
自分の不幸に目を奪われて、先輩の気持ちを忖度することを忘れていた。考えようともしなかった。
そんな私に与えられた、これが罰なのだ……。




アスランは、なかなか話そうとしない。
最初は、それが当然と思っていた。

……負い目が、あるのだろう、と。




アスランは、ザフトを裏切った。
私から光を奪った相手は、アスランの月の幼年学校での親友だったらしい。
そしてその幼馴染が、先輩を……ニコルを……だから……。
だから私は、アスランがなかなか話してこないのは、私に負い目を感じているからだと思った。
でもやっぱりそれは、どこかおかしいような気がして。
私はアスランに、不審を覚える。
そして次の瞬間、私は驚愕に声を上げた。





「……お前……!?」


アスランじゃ……ない?
アスランが好んで身につけるものとは違う、香水の香り。
この香水の香りは、依然身近で嗅いだことが、ある。
これは……。


「イザーク……っ!?」
……」


腕を、引かれた。
倒れこみそうになるのを、イザークが支える。
間近で、より一層香るイザークのフレグランスの香り。
それに、戸惑う。
何でイザークが、ここに来るのだろう。

理由が、分からない。
何で私の躯は、イザークの腕の中に納まっているのだろう。
……わけが、分からない。


「……イザーク?」
……」


囁く声の、吐息が、熱い。
……分からない。
イザークが、分からない。
彼の行動が、理解できない。
でも……振りほどくにはあまりにも、その温もりは心地よくて……。
溺れてしまいそうに、なる。

イザークの腕は、力強くて。
温もりが、心地よくて。






ダメ、なのに。
溺れたら、いけない。
一度温もりを知ってしまったら、私は多分もう立ち上がれない。
母様が死んで、が死んで。
私は、温もりを渇望しても与えられることがなくなった。
だから私は……こんなにも、弱い。
温もりを知ってしまったら、多分もう、二度と立ち上がれない。一人で生きられない。


「離……せっ!」


闇雲に、暴れる。
イザークは、いとも容易く私を押さえ込んで。
……当たり前だ。目が見えているときでも、私はイザークには敵わなかった。
女の私は、所詮男であるイザークに、力では敵わない。














俺の腕の中から逃れようと、が身を捩る。
それは、当然の反応だといえるかもしれない。
俺はを、力づくで蹂躙した男で。が俺に恐怖を覚えてもそれは、仕方がなくて。
でも、それでも。仕方がないと割り切っている筈なのになお、心が痛い。
拒絶が、痛くて。


誰かから拒絶される、ということ。それがこんなにも痛いことだなんて。俺は知らなかったんだ……。


「話を聞いてくれ、……」
「話?今更、何を話す必要がある?」


包帯で覆われたの顔が、歪む。
瞳が、見えなくて。それに、酷く喪失感を感じて。


「俺を恨んでも……憎んでも構わないから……!だから、聞いて欲しい」
「……憎めたら、苦労しない」
?」
「どうしてだろう。私はいつも、お前を憎めないんだ……」


呟いて。諦めたように、暴れるのをやめた。

話を、聞いてくれるらしい。

でも今更、何から話せばいいだろう。
逡巡して……そして、初めから話すことに、した。



の目を覆っている、白い白い包帯。
それを、外してくれるよう頼む。
包帯をして、隠れていると、の目が何処を見ているか分からなくて、落ち着かない。
初め嫌がっていたは、やがて諦めてしゅるしゅると包帯を解く。

現れた、印象的な赤い瞳。
けれどそれは光を宿さず、鈍い煌きしかない。
それが、彼女が光を失ったことを思い知って、俺よりも彼女のほうが数倍辛いのに……俺も痛くて。


「戦場に、いた」
「ああ」
「地球軍が核攻撃をしたこと、知ってるだろう?」
「……あぁ」
「あの時……プラントの向けて砲火が浴びせられようとしたとき、浮かんだのがお前だった」


呟くように言うと、何を今更、というような顔をがして。
俺は言葉が足りなかったことを知る。


「展望室で話をしたときのお前が、過ぎった」
「……私?」
「俺は、何も分かっていなかった……」


何も……何も分かっていなかった。
分かろうと、しなかった。
それこそが、罪。
いかに言葉を取り繕っても、傷つけた事実は変わらない。


「もう、駄目だと思った。敵の新型に俺は阻まれて……プラントに核が落とされると……でもその時、お前が過ぎった」
「……」
「俺は、ずいぶんとお前を傷つけた。今更こんなことを言うなんて、ムシがいいことも分かっている。でも……お願いだ。もう一度……もう一度、チャンスをくれ」
「何……の?」
「やり直すチャンスが、欲しい」


言葉を、待つ。
断罪を待つ罪人は、こんな心境なのだろうか。
躯中が心臓かと思うほど、心臓の音が大きく聞こえる。


「……私は、にはなれない。私は、でしかない」
「俺も……ミゲルにはなれない」


まだ、ミゲルほど大人にはなれない。
俺から離れたほうが、ひょっとしたらは幸せになれるのかもしれない。
でも俺は、望んでしまう。渇望してしまう。
が、欲しい。
今度こそ……今度こそ、間違えない。
俺が欲しているのは、=なのだ。


「ことこの事態になって、私を得ても家の助力は期待できないぞ?父上は、私を勘当されたから」
「そんなもの、いらない」
「私の目、治るかどうかも本当は微妙だ。一生見えないかもしれない。……それでも?一生お前に迷惑をかけるかもしれない、と。分かっていてもか?」
「その時は、俺が支える。……頼む」


跪いて。這い蹲って愛を乞うてもいい。
プライドなんて、いくら捨てても構わない。

を愛しいと思った。
守りたいと、願った。


笑わせる。その程度で、『愛』などと。
勘違いしていた自分が、おかしい。
そんな単純に割り切れる想いなら、最初から抱きはしなかった。

プライドを捨てて、それでも得たいと願った。
それは、だ。
が、欲しい。
家のでもなく、の異母姉のでもなく。
ただのが、欲しい。


ぽろぽろと、の赤い瞳から涙が零れる。
光を失った、瞳。
それでも、綺麗で……
幼い頃、自分が口にした言葉が過ぎる。



――――『夕日よりも、綺麗だ』――――


稚拙な、いいざま。
けれど本当に、綺麗だと思った。



は、変わらない。
彼女は本当に、昔のままなのだ、と。





抱えていたものが、滑り落ちる。
素直に心の内をさらけ出せば、簡単に。
手のひらから零れそうになる感情。
はらはらと音もなく、零れ落ちる。
散りゆく花びらにも似た……。


この感情が、切なさなのだ、と思う。

この切なさも痛みも……温もりさえも、愛しくて。
手を、差し出した――……。












イザークが、手を差し出す。
目が見えなくても、気配で分かる。
目が見えなくなったことで、視覚以外の五感が研ぎ澄まされているから。
なんとなく、分かった。

差し出された手に、躊躇する。
私で、いいのだろうか。


私の目は、もう見えるかどうか分からない。
心配させないように、見えるようになるかも、なんて言ったが、実際のところは見えない確率のほうが高い。
私は、イザークの足枷にしかなれなくなる。

誰しも、好きな人を支えたいと願う。
大切であれば大切であるだけ、かけがえのない人の重荷にはなりたくない。


「私は……」


断ろうと、思った。
その想いには答えられない、と。
そう言おうと、した。



口を開ききる前に、イザークに抱きすくめられる。
ずるい、と思った。
こんなときに……私が人の温もりを切望していることを知った上で、抱きしめるなんて。

……ずるい。
手放せなくなって、しまう。
この温もりを知ってしまった今、手放せる筈が、ない。


おずおずと、イザークの背に腕を回す。
驚いたのか、イザークの腕の力が一瞬緩んで。
すぐにまた、強く抱きしめられる。



私の中から、先輩は消えない。
イザークの中から、が消えないように。
先輩は私に、肉親以外で初めて愛情を注いでくれた人、だから。
きっと一生、消えることなんてない。

イザークの心から、が消えないのと、同じこと。
同じようで違う……でも痛みを抱えながら、寄り添う。
傷を舐めあうのと、似ているのかもしれないけれど。




抱きしめてくれる温もりが、愛しくて。
言葉よりも、躯のほうが正直で。
イザークに、しがみつく。




痛みを孕んだこの甘さが、愛しさなのだと。
確かに私は、イザークに愛されているのだ、と。
目眩にも似た……甘やかな幸せの余韻。

むせ返るほどの、幸福感を。
抱きしめてくれる腕の心地よさに溺れながら、感じていた――……。








哀しい恋の歌はもう、聞こえない……







『恋哀歌』ついに完結です。
サイト設立以来、初めての長編完結じゃないでしょうか。
ちょっと自分を褒めたい気持ちです。

元々この話は、私が教職の授業を受けている最中に思いつきました。
最初のきっかけは、『人は愛されている実感がなければ生きていけない』という言葉からだったと思います。
その言葉を受けて、デフォルト名、セレナ=マイダードは生まれました。


最初は、ミゲルがここまで出張るお話ではなかったのですが。
ヒロインに『愛されるという実感』を与えるために、急遽彼の出番が多くなりました。
もともとのプロットにはなかったことをやらかした結果、最後のほうは詰め込みすぎた感が否めませんが、私自身、精一杯頑張ったと自負しております。

アンケートでこの作品に投票してくださった方。本当に有難うございました。
感想なども頂いて、本当に嬉しかったです。

ここまで読んでいただき、本当に有難うございました。