光るまにまに夢を見る。

初めてこの世に生を享けた日。

さしのばされた、優しい手。

優しい光に満ちた、世界。


――――『おはよう、愛し子よ』――――


その存在が、神なのだと。

わけもなく思い、胸を震わせた日。

神の恩寵篤き天使と讃えられた、日々。






そんな日々ももう、遠い――……。






の弧光
〜U〜






そこは、天界とは違う世界だった。
転がる、屍の山。
異形の者たち。
天界とは、何処までも違う世界だった。

閉め切られた一室で、男はその手の中に力を集める。
印象的な琥珀の瞳を閉じ、軽く呪を唱える。
収斂された力が解き放たれ、次の瞬間には別の空間がそこに存在した。

唐草模様の彫りこまれた、金の鳥籠。
美しい細工を、丁寧になぞる。


「何をしているんだ、お前は」
「あ?あぁ、これか。俺、なんでも形から入るんでね。ペット飼うなら、まずは鳥籠からだろ」
「鳥、ねぇ……」
「文句でもありそうな面だな、オロール。言ってみろよ。……内容によっちゃ、聞き入れてやってもいいぜ?」


異存ありげな側近に、傲然と言い放つ。
彼が何を不服としているか、分かった上で、だ。


「いくらなんでもやりすぎだぞ、ミゲル。そいつは……」
「神の愛でたもう熾天使長様だってことくらい、分かってるんだよ。それがどうした」
「ならば、そんな存在を拉致することがどんな意味を持つかも、当然分かるだろうが!」


言い募る側近に、ミゲルはククッと笑う。
分かっていないのは、お前の方だよ、と。
言葉ではなく目で語る。
形のいい唇を歪めて笑うと、さすがのオロールもムッとしたような表情を作った。


「いい保険になるじゃない。これで天界のやつら、暫くはこっちに攻撃も出来ない。なんてったって、至宝とも言うべき熾天使長さまが行方不明だから……な」
「だが……」
「そして!その隙に俺らは奇襲をかけることも出来る。……鍵は、俺らが握ったようなもんだ」


相手の最も大切なものを奪う意味は、それだ。
自失の後、暫くは何も手につくまい。
その隙を、突く。

琥珀の瞳に映った光に、オロールは言葉を失った。
何故なら、その瞳はひどく冷徹な光を湛えていたから。

だがその光も、一瞬の後にかき消される。


「ついでに……俺、天使って嫌いなんだよな」
「それは……」
「お前もだろ?だったら、俺のすることに文句言うなよ。アレは、壊して遊ぶためのもの。……楽しみだよ。どんな声で啼いてくれるか」


クツクツと、笑う。
残酷な色で染め上がる、琥珀の瞳。


「あぁ、オロール。そいつに触るな。聖気が垂れ流されてる。迂闊に触ったら……死ぬぞ?」
「よくお前、触っていて無事だったな」
「備えあれば憂いナシってね。一応、俺の身の回りのものはすべて、聖気を遮断する呪がかけられてる。……親父のお達しだよ」


天使と悪魔は、決して交わらぬ存在である。
故に、互いの存在は害でしかない。
天使は、悪魔の住む地界では生きられない。
それは、悪魔も然り。
あまりにも異なる力を特性に生まれ着いてしまったがために、悪魔が不用意に天使に触れれば、強烈な聖なる気配にその身を灼かれる。
逆に天使が悪魔に触れれば、邪気によってその身を滅ぼす。
一対の存在であったはずの彼らは、そのように異なる道を歩んでいるのだ。


「とりあえず、さっさと聖気抜かないことには、おちおち遊べもしねぇよな」
「遊ぶくらい、できるだろ?」
「……お前、俺がこれでどう遊ぶか、見当つかないわけ?」


ミゲルが、琥珀の瞳を細める。

彼の趣向から考えると、ぎりぎりになるまで痛めつけることを好むだろう。
そのプライドが突き崩れるやり方で、何処までも残酷にいたぶるだろう。
今までの例から考えると、力の差を見せ付けて、その身をいたぶり傷つける。
そんなところだろうと、オロールは思っていたのだが……。


「言っとくが、躯傷つけたりはしないぜ。当然、顔もな。勿体ねぇじゃん。こんな綺麗な顔してるのにさ」
「ならば……?」
「遊ぶんだよ。俺がこの手で、穢して。……憎くて堪らない存在に穢されるって、どんな感じだろうな?どんな顔を見せてくれるだろう?……すごく、愉しみだよ……」


堪えきれないとでも言うように、ミゲルはクツクツと肩を揺らして笑う。
その尊厳も誇りもプライドも、全部纏めて踏み躙ってアゲル。
綺麗だからこそ、穢したい。
美しければ余計に、穢したい。
穢して、ぼろぼろにして。
その心が流す赫い赫い血を、俺に見せて……?
ボロクズになるまで、傷ついてよ。
……傷つけて、アゲルから。
壊して、アゲルよ。
俺のこの手で……ね。


「さて、と。一応ペットだから、主人が誰かを示す首輪は、必要だよな」
「ミゲル」
「黄金……は飽きたな。だが、それが一番俺のものであることを示しやすい……か。仕方ない」


呟き、眠る天使の首に、軽く手を翳し力を凝縮させる。

艶を消した、それでいて華やかな金の、首輪。
中央に埋め込まれているのは、琥珀。
彼のものである、その証だ。


「あぁ、似合うな」
「……褒め言葉じゃないぞ」
「当たり前だ。褒めちゃいねぇ」


会心の笑みを浮かべるミゲルの元に、もう一人の側近が現れた。

浅黒い肌に、硬質の髪を持つ彼は、マシューという。


「どうした?マシュー」
「陛下が、お呼びだ」
「親父が?……はぁ。お遊びがばれたかな、こりゃ」


ガシガシと、ミゲルはその艶やかな金の髪をかき回す。
怒られる、とか。今更父親が怖いとか、そんなわけではない。
ただ少し……面倒くさい。
だが、父親の命に背くわけにも、いかない。

渋々と、ミゲルは父の執務室に向かって歩き出した――……。



**




「父上、お呼びですか」
「待っていたよ、ミゲル」


いつものことだが、父の部屋はどこか薄暗い。
今更頓着するようなことではないので、ミゲルは黙って前に進みでる。


「ご用と伺いましたが、何か?」
「ミゲル……君は私に隠し事をしているな?」
「さすがは父上。よくご存知ですね」
「何、君が城に戻ったとき、妙な気配が二つ、混ざっていたからね」


父親の発言に、ミゲルはチッと舌打ちをした。
本当に、この父親の目はごまかせない。
何でも知っていると言いたげで、時々腹立たしい。


「で?だから、どうしたってんだよ?」
「別にどうもしない。ただ、お前の今度の遊び道具が何かと、気になっただけだよ」


つまらない。退屈だ。暇だ。
そう言っては、遊び道具をいたぶる。
何処までも遊びの延長で、気に入ったものをぼろぼろにする。
その遊びにすらも飽きれば、ボロボロになった遊び道具に頓着することすら、しない。
どこまでも自分本位な息子を、だからこそこの父親は好ましく思っていた。


「そう、だなぁ……。今度の遊び道具は、ちょっとやそっとじゃ飽きねぇかも」
「ほぅ、お前が。それは、珍しいな」
「いやさ、簡単に壊れなさそうで」
「それもまた、珍しいな」


簡単に壊れるから、面白い。
ミゲルの性格ならば、そんな言葉こそが相応しい。
簡単に壊れるものを、いかに長持ちさせるか計算しつくした上で、徹底的に遊ぶ。
いたぶって、再起不能になるまで遊ぶ。
それが息子の姿だと思っていたのだが、見誤っていたのだろうか……。


「再起不能になるまでいたぶる、何て。そんなことはしねぇよ?俺は」
「ほう。今までのお前からは考えられんことだが?」
「結果論的には、再起不能になっちまうかも」
「……またか」


楽しそうに、どこまでも楽しそうに、語る。

その笑顔は笑顔であるというのに、瞳が笑っていないせいか、どこか背筋に冷たいものが走るような、そんな類のもので……。


「あのさぁ、親父は昔、天界にいたんだよな?なら、知らねぇ?天使って、聖気抜けてもどれだけ生きていられるもん?」
「お前がそんなことを聞くとは、思わなかったが?」
「いいから、教えてくれよ。どんなもん?一日二日で、死ぬ?それならちょっと、面白くもないんだけど」
「天使の格にもよるだろう。高位の天使であれば、そう簡単には死ねんよ」
「そっか。サンキュ」


嬉しそうに、けれどどこまでも歪んだ笑みを、ちらつかせて。
琥珀の瞳には、確かな愉悦の光があった。
これから自分が始めようとするお遊びに、期待しているのだ。


「お前が何を考えているかは知らんが……」
「ん?」
「相手は仮にも、熾天使長だ。……壊さんように遊ぶことだ」
「……父上はご慧眼でいらっしゃる」


感心したように、ミゲルは呟いた。
しかしこの父親も、自分の遊びを咎める気は、ないらしい。

ならば存分に、遊ぶことだ。


「あ、親父にも言っとくけどな。あれは俺のペットだから。絶対に、手出しは無用な」
「分かっている。お前から遊び道具を取り上げるようなことはしないよ。安心していい」


父親の言葉に疑惑の目を向けつつも、ミゲルは頷く。
猜疑心に満ちた目を向けるが、父親の言を信じていないわけでは、ない。
悪魔に信頼などという言葉は似つかわしくないが、少なくともこの父親は信頼にたる。


「今日連れ去ったということは、聖気が抜けるまで四、五日はかかるな。こちらのものでも食べさせれば、もっと早くに抜けるだろうが……」
「だよなぁ。あ〜あ。四日間は、他の遊び見つけなきゃなぁ」
「そんなに楽観していていいものかね、ミゲル?仮にも相手は、熾天使長だ。簡単な戒めからは逃げてしまうぞ?」


術を、封じることだ。
父親に諭されて、ミゲルは顔をあげた。
確かに、そのとおりだ。
いかに人質がいるとはいえ、そう易々と屈服はしないだろう。


「これをやろう、ミゲル」
「サンキュ。いいの?こんなもん、俺に貸して」
「精々お前の好きな遊びに使うといい」
「へぇ……分かった。有難く頂いとく。でさ、親父」
「何だ?」
「これさ、装飾無くて、つまんねぇ」


息子の言葉に、父親は笑った。
確かに、何の装飾も施されていないそれは、派手好きの傾向もある息子には、物足りなさを感じるのだろう。


「好きにすればいい」
「そ?じゃ、早速」


嬉しそうに答えると、早速その手の中に力を集める。
その唇が呪を唱えるまでも無く、力は全て、ミゲルの思い通りとなる。
いつもながら、鮮やかなものだ。


「唐草模様か。相変わらず、いい趣味をしている」
「それが似合うペットなんだよ。今度のペットは。じゃ、俺これから遊びの時間だから」
「分かった。用が無い限り、呼びはしない。好きに遊んでいるといい」


父親の言葉に、ミゲルは頷いた。
その顔には、笑みさえ浮かべている。

扉のところで一礼すると、己の私室へと戻る。
『天使』という名の小鳥を閉じ込めた、鳥籠へ。
浮き立つ心を、隠しもせずに――……。



**




目が、覚めた。
腹部に感じる鈍痛に、イザークは微かに呻き声を上げる。
不覚を、取られた。
いかに人質を取られていたからといって。
油断、した……。


「ここ、は……?」


見たこともない、場所だ。
何よりも。


「檻……!?」


ベッドと、簡単なサイドテーブルしか置かれていないそれを四方から取り囲む、黄金の格子。

豪奢な天蓋つきのベッドの上に、イザークの躯は無造作に放り投げられていた。

柔らかいシーツの上には、己の髪が散らばっている。
ゆっくりとイザークは、その身を起こした。


「あぁ、起きたんだ?」


格子の向こうから、声が聞こえる。
イザークがそちらに目をやると、格子の隙間からつつくように、指を差し入れてくる。


「貴様は……っ!」
「どう?そこ、気に入った?」
「なっ……!!」


気に入る筈が、無い。
自分を気絶させた悪魔の存在で、気づいた。
今己が閉じ込められているのは、檻ではない。
牢獄ですら、無い。
……鳥籠だ。


「出せっ!!」
「何で?」
「なんで?だと!?分かっているのか!?これは立派な、協定違反だ!天界の者を地界に拉致するなど……!!」


言い募る、がミゲルの耳には通らない。
入りも、しない。
悪魔に常識や倫理が、通じる筈も無いのだ。
しかしイザークはそんなこと、知らない。
良くも悪くも天界で、温室のような場所で育ったイザークだからこそ。そんなものは、分からないのだ……。


「ったく、るせぇペットだな」
「何だと!?」


『ペット』という言葉に、イザークは目を剥く。
煩わしげに眉を顰めたミゲルは、ぱちんと指を鳴らした。
一瞬の後に、イザークを閉じ込めた鳥籠に、その姿が移る。


「ガタガタ煩ぇよ、お前」
「っつ……」


イザークが身を起こしたベッドの上に、その肢体を押し倒す。
手首を掴み、その華奢な躯を褥の上に磔た。

その体勢のまま、イザークの足首に、先ほど彼が父親から貰った足枷を、留める。


「なっ……!」


己の身の内にあった力、そのすべてが途絶える。
血液が体内を巡るように、力は常にその身を巡り続ける。
それを、意図的に歪められ、止められた。


「お前は、俺に飼われてんの。分かる?」
「ぅ……」


抵抗しようにも、力では敵わない。
せめて術で対抗しようにも、それは歪められてしまった。
今のイザークは、無力だった。

生まれてきたばかりの天使でさえ、己の身を護る最低限の術は心得ているというのに。
イザークには、何もない。


「ペットなら、精々飼い主を喜ばせるために啼いて見せろよ」
「俺、は……」
「口の聞き方もなってねぇな、お前。俺はお前の『ご主人様』で、お前は俺の『ペット』なの。立場を弁えな」


銀の髪から、覗く、アイスブルーの瞳。
神の恩寵を、一身に集めたその、存在。
それを貶めることに、この時彼は確かに、愉悦を感じていた。


「精々この俺を楽しませることでも考えるんだな。でなきゃ……」


そう言ってミゲルは、その手の内に水晶の球体を取り出す。
そこに映されているのは、牢獄に囚われたニコルの姿だった。


「ニコル……っっ!!」
「このちっこい天使、殺すぞ……?」


そういわれては、ミゲルに従うしか、無い。
陥落するより他に、道はなかった。
自分の為に、ニコルに危害を加えることは出来ない。


「本当にお前は、ムカつくぐらい綺麗だよ……」


囁く声は、極上の響きを以ってイザークの心に沁みる。
ミゲルの手が、ゆっくりとイザークの肌の上を滑る。
そのすべらかな頬を、辿って。


「分かったら、言えよ」
「……」
「俺はお前の何で、お前は俺の何?」
「俺はお前の……ぐっ」
「立場弁えろって言ってるだろ?もの覚え悪ィな、お前」


優しいような手つきで肌を辿っていた手が、イザークの喉を締め上げる。
思わず咳き込むイザークに、さらに告げる。


「本当に殺すぞ?あの天使」
「グ……っ。ゲホッ……。それだけは……っ」
「分かったら、言えよ。俺はお前の何で、お前は俺の何?」


続きを、促される。
屈辱で、目の前が真っ白になりそうだった。
けれど、言わなければならない。
言わなければニコルを、助けられない。
ニコルを危険に晒すことは、出来ないから……。


「お……貴方は、お……私の……」
「あぁ。お前、飼い主の名前も知らなかったんだ?ミゲルだよ。俺は、ミゲルだ」
「ミゲル……様は私のご主人様で……」
「そう。それで?」
「私は、ミゲル……様の……ペット、です……」


あまりの屈辱に、涙が浮かぶ。
そんなイザークに、ミゲルは殊更優しげにその涙を拭って。


「そう。一応上出来だよ」
「ぐぅ……っっ」
「あぁ、可哀想に。ゴメンな?」


首を絞めていた手を、緩める。
漸く呼吸が、楽になった。

はぁはぁと呼吸を繰り返すイザークを、ミゲルは覚めた目で見下ろす。
首に手をやったイザークが、違和感に声を上げた。


「これ……は?」
「あぁ、それ。嬉しい?俺のペットだっていう、証」
「つぅ……!」
「ねぇ。嬉しいかって聞いてんだけど?俺は」


天界の至宝と、呼ばれた。
世に類なき存在と、謳われ続けた。
常に、光を浴びる存在だった。

そんな身が、ここまで堕ちてしまった……。

あんなにも厭わしく思っていた悪魔が、『ご主人様』。
自分はそんな存在の、暇つぶしのための『ペット』でしかない。

死ねるものなら、今すぐここで死んでしまいたい。
神の恩寵篤き天使というなら、今すぐここで雷でも浴びせて死なせて欲しい。
これほどの、屈辱。
耐えられない……。


「俺の可愛いペットの小鳥さん?嬉しいの?嬉しくないの?」


答えを、求める声。
その問いに「否」と答えれば、ニコルは殺されてしまう。
だから、言葉を紡ぐ。
目も眩みそうになるほどの屈辱を、ひたすら耐え忍んで。


「嬉しい……です」
「そう?可愛いペットに喜んでもらえて、俺も嬉しいよ」


ミゲルの指が、艶やかに色づいたイザークの唇に触れる。
そのまま無理矢理、イザークの口内にその指を侵入させた。


「……んっ」


ミゲルの指が、イザークの舌を探り当てる。
息苦しさと吐き気で、イザークの瞳にはうっすらと涙の粒が浮かんだ。


「でもね、顔が不服そうだよ?」
「んーっ」
「もっと嬉しそうな顔して、言えないわけ?お前のご主人様が、わざわざお前のために誂えてやったって言うのに。その態度は、何?」


ミゲルは、笑みを崩さない。
だからこそ余計に、恐ろしかった。
このまま笑顔で舌を引き抜くような、そんな凄みを感じて。
躯が、竦む……。


「さて、可愛いペットの小鳥さん。お前のせいで、お前のご主人様は機嫌を損ねてしまいました。お前は、何て言うべき?」
「申し訳……」
「聞こえないよ?」
「申し訳、ありませんでした」
「素直に謝罪したのはえらいけどね。……それですむと思ってる?」


ミゲルの言葉に、イザークの身が竦む。
そんな姿を見下ろしながら、彼はうっすらと口元に笑みを刷いた。
残酷な……残酷な、笑みを。


「お仕置き、ダヨ……」




















愛して、アゲル。

望むなら、優しくしてやってもいいよ。

だから、ねぇ。



可愛い声で、啼いてごらん?







…………………(遠い目)。
後半のミゲルが、書いていて非常に楽しかったです。
ここ最近の苛々も全て、払拭する勢いで。
基本的に、ミゲルは鬼畜が好みです。
勿論、ベタ甘でもいいんですけど
敵には絶対に容赦しないタイプだと思うので。
たまにはこんなミゲルもいいかなぁ、と。

イザーク、本当にゴメン。
こんなん書いてるけど、私はイザーク至上です。

えと。次回はお仕置きなので。
多分、裏です。すみません。
裏の内容を読まれなくても話は通じるようにしますので、ご安心くださいませ。
裏もお読みになりたいという方は是非、アドレス請求をお願いいたします。

ここまで読んでいただき、有難うございました。