第一楽章
タイトル 本文より
#01 前奏曲 「兄さん……?ひょっとして、ミゲル兄さんなの?」
#02 小夜曲 「兄さんは一年前……『血のバレンタイン』で……ユニウス=セブンで死んだの……」
#03 間奏曲1
〜前〜
「どうして、かなぁ?私が悪い子だったから、兄さんは帰ってこなかったのかなぁ」

〜後〜
泣かせてしまったから、侘びだ。
#04 鎮魂曲1
〜T〜
「見て分かんないの?こんなに近くなのに?あ!ひょっとしてあんた、老眼?」
〜U〜 (私は絶対に、兄さんと同じところには逝けないね……)
〜V〜 どうか、死に急ぐ真似はしないで。
〜W〜もしもこのとき、私にすべてを予見することが出来たなら、何が何でもあなたを止めたのに。
〜X〜(兄さん、どうか、ミゲル兄さんを守って)
〜Y〜お前は俺たちの、大切な、『妹』なのだから。
〜Z〜「強いとか弱いとか、関係ないだろう?泣きたいときに泣けないほうが、悲しいだろうが。貴様はそんなことも分からんのか」
#05 間奏曲2 でも、もう遅い。俺は必ず、お前を手に入れてやる――……。
#06 ワルキューレの騎行
〜前〜
これが、お前の兄たちの願いだ。
〜中〜ソイツは兄さんを殺した……!!
〜後〜「貴様は、馬鹿かっっ!!」
#07 夜想曲
〜前〜
彼が愛した唯一人の少女だけは、奪われたくはない。
〜中〜自分の無力さが情けなく、悔しい。
〜後〜それでも俺は……君の笑顔を、望んでしまう……。
#08 狂詩曲
〜T〜
本当に大切な少女が、良かれと思って紡いだその言葉は、彼を傷つけただけだった。
〜U〜あれが私の機体。兄さんが開発した、私だけの機体よ。
〜V〜説得しきれなかった場合は、キラを連れて行く。キラのいるべき場所へ……!!
〜W〜 ナチュラルに触れられるなど、おぞましい!!
〜X〜 ラクス=クラインを解放してほしい。人質には、私が残るから。
〜Y〜そのコーディネイターをこの世に生み出したのは誰だ……!!貴様たちだろう!!貴様たち、ナチュラルだろうっっ!!
〜Z〜だから、死ぬなよ?
〜[〜 お願いだから、死なないで。もう、誰も失いたくはないの……。
〜\〜生きるか、死ぬか。その全てが、これにかかっている。
〜]〜屈辱を雪ぐには、どうすれば良い?何をすれば良い?
〜]T〜うるさいぃ!さっさと誘導しろ!
〜]U〜私のパソコンに侵入しようとした不埒者がいたからな。お仕置きだよ。
〜]V〜このまま大気圏に降下する。貴様、怪我は大丈夫か!?